御挨拶 校長 宮﨑 修次 愛媛県立しげのぶ特別支援学校長の宮﨑修次と申します。この度はしげのぶ特別支援学校のホームページを御覧いただきありがとうございます。本校は愛媛県の県都松山市近郊の、田園都市「東温市」にあります。東には西日本最高峰の石鎚山系、南には皿ヶ嶺連峰が連なり、自然に恵まれたすばらしい立地条件の中、子供たちは毎日、明るく元気にのびのびと学校生活を送っています。 本校は、現在は肢体不自由と病弱という二つの部門を有する特別支援学校ですが、その前身は、昭和40年に開校した、肢体不自由のある子供たちを対象とした愛媛県立愛媛養護学校です。その後、愛媛県立第一養護学校と校名が変更され、平成18年度には、病弱教育を行っていた愛媛県立第二養護学校を統合し、複数の障がい種別(肢体不自由・病弱)を対象とした、現在の愛媛県立しげのぶ特別支援学校となりました。平成28年度には、病弱教育部門(小・中準ずる課程)の訪問教育の設置、また今年度から愛媛県立みなら特別支援学校の訪問教育が本校の肢体不自由部門に移管され、更なる学びの多様化に対応することとなりました。 令和7年度は、小学部58名(うち訪問教育6名)、中学部31名(うち訪問教育5名)、高等部38名(うち訪問教育1名)の計127名でのスタートとなりました。多くの児童生徒は、保護者の送迎やスクールバスを利用して通学していますが、寄宿舎で生活している生徒や、隣接する愛媛県立子ども療育センターに入院し、医学的な治療を受けながら本校に通学している児童生徒もいます。本校の子どもたちのより良い成長のためには、多くの関係者・関係機関の方々との連携・協力が不可欠です。今後とも連携・協力体制を強化し、教育活動の充実につなげてまいりたいと思います。 本校では、今年度も、以下の重点努力目標を定め、 児童生徒に育成する資質・能力として、「知ろうとする力」「伝えようとする力」「やってみようとする力」という三つの力を設定し、その育成のために、「①PDCAサイクルによる教育課程の実施」「②安心・安全な学校づくり」「③自立と社会参加を見据えた教育活動」「④教員の専門性の向上と指導力の育成」「⑤開かれた学校づくり」に取り組んでまいります。詳しくはホームページに掲載しているグランドデザインを御覧ください。学校における日々の様子につきましては、ホームページ(しげ特日記)で随時お知らせいたします。たくさんの方の閲覧をお待ちしております。 今年度、職員一同力を合わせて、児童生徒一人一人の個性や可能性を最大限に伸ばし、何事に対しても積極的にチャレンジする気持ちを育めるよう、全力を尽くして支援してまいります。そして、卒業後の自立と社会参加に向けて、生涯にわたってチャレンジし続ける児童生徒を育成してまいります。地域の皆様、関係者・関係機関の皆様、保護者の皆様には、今後益々、本校の教育への御理解と御協力、御支援を賜りますことをお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。 |