11月28日、小学部学習発表会が行われました。夏休みから準備を始めた衣装や大道具は、どのグループも素晴らしい仕上がりでした。そして、何よりも素晴らしいのは、この日のために練習を積み重ねてきた子どもたちの頑張る姿や笑顔でした。本番では、緊張しながらも一生懸命に役割を果たし、これまでの学習の成果を堂々と披露することができました。
御来場いただいた保護者の皆様、温かい御声援、拍手をありがとうございました。
今年度のプログラムは以下の通りでした。
1番 花1グループ 「100かいだてのいえ」

2番 花3グループ 「うらしまたろう」

3番 花5グループ 「ももたろう」

4番 花2グループ 「おべんとうバス」

5番 花4グループ 「10匹わんちゃんとクルエラ兄妹」

小学部5年C組は、算数で円の学習をしています。「丸のことを円と言うよ。円を描くには、秘密道具を使うよ。」と聞くと興味津々!!それから秘密道具のコンパスが出てくると、「おおー!」という声が出ました。コンパスの各部位の名前を聞いた後、持ち手を持って描くことがこつであるとの説明を受け、描く練習をしました。初めは鉛筆の部分を触ってしまったり針がずれたりして、なかなかうまく描けませんでしたが、練習を重ねると一人で描けるようになりました。そして今は、決められた大きさの円を描くことにも挑戦しています。ポイントは「半分。」と伝え、8cmの半分の4cmを物差しで計って直径8cmの円を描くなどしています。

寄宿舎では、11月19日(水)から11月27日(木)の期間、寄宿舎見学会を実施しました。見学会には小学部の2名の保護者の方が来てくださいました。
部屋や浴室などの見学、寄宿舎生が作成し掲示していた寄宿舎説明にも目を向けていただきました。見学後には「寄宿舎を知る機会になった。」と感想も伝えていただきました。
初めての試みで実施した寄宿舎見学会に御参加いただきありがとうございました。

今回の自立活動実技研修会では、「FB・CBの活用」、「静的弛緩」、「安心安全な移乗」の3つのグループに分かれて研修を行いました。
「FB・CBの活用」では股関節や腕へのアプローチについて実技を中心に研修を行い、CBの空気圧の調整の仕方についても改めて学ぶことができました。

「静的弛緩」では、静的弛緩の考え方について話を聞いた後、肩甲骨へのアプローチについて実践のポイントを確認し、実技研修を行いました。

また、「安心安全な移乗」については、自立活動課が作成したビデオを視聴し、移乗時のポイントについて確認しました。

どの研修においても児童生徒の実態に合った支援をすること、コミュニケーションをしっかりとることが重要であると学ぶことができました。
本研修での学びを今後の実践に生かしていきたいと思います。
高等部Dコースでは、12月1日(月)に体育館でクリスマス会を行いました。
始めに、各クラスが製作したクリスマス飾りの紹介を行い、その後、大きなクリスマスツリーの点灯式を行いました。
会場は一気に華やいだ雰囲気となり、歌を歌ったり楽器を演奏したりして、楽しい時間が続きました。
後半にはサンタクロースが登場し、ゲーム大会やプレゼント交換、じゃんけん大会などで大いに盛り上がりました。
生徒たちは終始笑顔で、思い出に残るひとときを過ごしました。

