中学部2年1・2組の自立活動では、背中の感覚を高める活動の一つとして3学期から「背中伝言ゲーム」を始めました。集中力や洞察力、コミュニケーション力の向上も期待できそうです。
初日、背中に書くのは担任です。

背中で受け取った情報を紙に書いていきます。1問目のひらがなと2問目の図形は、すぐに「分かりました。」の声。すらすらと書いていきます。さあ、3問目は?

答え合わせです。1問目と2問目はばっちり正解!3問目のイラストは、中央のへたが大きくなりましたが、よく書けてますね。正解は、いちごでした。

上段は生徒が背中で受け取った字や図柄。下段は教師が背中に書いた字や図柄。
小学部2年E組は、スヌーズレンルームに行きました。開設されたばかりの部屋にドキドキ、ワクワク。光や音楽に包まれて夢のような時間を過ごしました。

オーロラみたいにゆらゆら光っているよ。きれいだな。

ぶくぶく。いろんな色の泡。不思議だな。
またスヌーズレンルームに行こうね。
3学期が始まりました。
今年はへび年、へびのちぎり絵を制作して年賀はがきにプリントしました。
紙を破ったり、切ったりするのは、みんな得意です。
縁起物の鯛の張り子も赤いお花紙を貼って仕上げました。凸凹はご愛敬ということで・・・

創立60周年記念事業として、1月9日から2月21日までの間、スヌーズレンルームを開設します。
スヌーズレンという言葉は、オランダ語の「くんくんにおいをかぐ」という意味のスヌッフレンと「くつろぐ」「うとうとする」という意味のドースレンという二つの言葉に由来しています。
「リラックスする」と「自ら探索する」という目的での活動空間であるスヌーズレンルームには、光や音、匂い、触覚の素材等、様々な感覚を優しく刺激するものが配置されており、子どもたちはこの空間で自ら好きな感覚を見つけ、楽しむことができます。
教室の壁や天井からつるしたサテン生地の布、テントの天井に、プロジェクターで海の中や動物、オーロラの映像等などを投影したり、アクアランプやミルキーウェイ、LEDライト等を配置したりしています。
また、アロマディフーザーを用いてアロマの香りを部屋中に行きわたらせることで、いつもの教室とは違った空間を演出しています。
まだまだ機材等が整っていませんが、すでに利用した学級の子どもたちは、異空間に入ると、様々な表情や動きを見せてくれています。
今回は期間限定での開設ですが、期間いっぱい多くの子どもたちが楽しんでくれることを願っています。
